ウィーン音楽マスタークラス
毎年4月に開催されるこの講習会は、ウィーン国立音楽大学の先生方を中心とした、指導者として一流の講師が指導にあたります。
春の気配が感じられる季節になったウィーンで、1週間音楽に包まれる体験をする貴重な機会です。
講師の先生方はほかの講習会でも講師をなさっていますが、その多くが受講前にオーディションがあるタイプの講習会です。しかし、この講習会ではオーディションなしですべて先着順の申し込みとなります。
音楽歴の長い方だけではなく、なるべくいろいろな方に参加してほしいという先生方の思いからこのような申し込み方法になりました。ぜひお気軽にご参加ください。
2013年の受講生演奏会はウィーン国立音楽大学の小ホールで行われました。
今年は新築でできたばかりのウイーン市立Simmering音楽学校の校舎・大ホールで開催されます。
昨年まででお問い合わせいただいた質問等を「よくある質問」にまとめてあります。
行きたいけれども、なんとなく心配で・・・と思う方はどんなことでも遠慮なくメールでご質問ください。
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皆様から寄せられた質問などです。ここにない疑問などありましたら、お気軽にviennamasterclasses1@gmail.comまで日本語でおたずね下さい。
☆ 年齢制限はありますか?
ありませんが、未成年の方は保護者の同伴をお勧めいたします。
☆ うまくないと参加できませんか?
上手・下手という判断は主観的なことが多いので一概には言えませんが、中級程度の曲を2‐3曲仕上げて、先生に見ていただける状態であれば大丈夫だと思います。
☆ 英語・ドイツ語ができないので、レッスンが不安です。
ご希望であれば別料金で(1レッスン50-60ユーロ程度)手配可能です。お早目にお知らせください。
☆ レッスン以外に練習室はありますか?
レッスン場所で必ず用意できるとは限りませんが、格安(1時間5ユーロ程度のピアノ付)のレッスン室をご案内することは可能です。
☆ 追加料金を払ってレッスン回数を増やすことはできますか?
講師の先生にご相談することは可能です。
☆ ホテルの手配や空港への送り迎えはありますか?
基本的にはありませんが、手数料を払うことで手配可能です。
☆ レッスン以外でのウィーンでの生活が不安です。
ウィーンはヨーロッパの都市の中でもかなり安全なところです。しかしやはり日本とは違いますので、危険な場所に行かない、夜遅く出歩かない、観光客に見えないようにスリに警戒しながら歩く、などの注意は必要です。
ウィーン音楽マスタークラス VIENNA MASTER CLASSES
★日程 2014年4月22日―26日
★場所 オーストリア・ウィーン Misikschule Simmering 地図
Gottschalkgasse 10 A-1110 Wien
★受講料
登録料ー150ユーロ
レッスン料ー300ユーロ(45分レッスン4回伴素付き)
聴講料ー1日25ユーロ
★スケジュール
講師演奏会ー4月22日 18:30より
受講生演奏会ー4月26日 18:30より
★申込み
1 名前
2 住所
3 生年月日
4 性別
5 国籍
6 電話番号
7 メールアドレス
8 受講希望教授名
9 レッスンしてもらいたい曲
10 支払方法ーユーロで送金もしくは日本円で振り込み(手数料がかかります)
を記して下記のアドレスに送信してください。
2,3日中に参加の可否(定員があるため)をご連絡致します。
参加可能な場合記された振込先に1週間以内にお振込みください。お振込みをもって受講権利の確定となります。
★申込み締切
3月20日(それ以降も空きがあれば受け付けます。お問い合わせ下さい)
★お問い合わせ
viennamasterclasses1@gmail.com
にメールをお願いいたします。どんな些細な質問でもかまいません。ホテルの手配その他のことでも結構です。

ヴァイオリンをポリゾイデス、 サモヒル、ロスタルに師事。オイストラッハ、シュナイダーハーン、クリモフ、マルシュナーのマスターコースを受講。数々のコンクールに入賞し、奨学金を獲得後、1990年から2000年までグラーツ交響楽団の最初のコンサートマスターとなる。
さらにシュタイヤー学友協会のオーケストラの芸術監督に抜擢される。
1994年よりウィーン国立音楽大学で教鞭をとり、2002年に教授になって以来後進の指導を続けている。
ウィーンユースオーケストラへの指導などもの講習会も積極的に行っている。

ザールブリュッケン音楽大学教授。
彼はチャイコフスキー国際コンクールで金賞を受けた最初でただ一人のドイツ人である。
ソリストとしてマーセル、ノイマン、エッシェンバッハ、キタエンコ、ゲルギエフなど世界の名だたる指揮者と共演する。ソロ活動に加えてRiviniusピアノカルテットで兄弟とともに演奏活動も行っている。世界の主要なコンクールの審査員を経て、2011年よりチャイコフスキー国際音楽コンクールの審査員をつとめている。

最初は父親にヴァイオリンの手ほどきを受ける。その後1957年にウィーンに移り住み、有名なサモヒル教授の門下生となることを許される。
1963年にはウィーン交響楽団、1964-67年にはアーノンクール率いるConcentus Musicusのメンバーとなる。1968年にヴィオラに転向し、ソリストとしての活動を開始する。1973年にウィーン国立音楽大学のヴィオラ科主任教授となる。その後ウィーン弦楽六重奏団を結成し世界中で演奏会を行い大成功をおさめる。
2008年より東京芸術大学客員教授。

ウィーン国立音楽大学教授。
1974年に「プラハの春コンクール」で優勝し、しばらくのちにウィーン国立音楽大学で教え始める。
「Eurasia Quartet」や「Vienna Nonett」「Vienna Bach Soloists」そして1983年に自ら設立した「Vienna Flautists」やチェロ・ピアノとのアンサンブル「Jubal Trio」など多数のアンサンブルと共に演奏活動し、15枚以上のCDをリリースする。
教師としての指導力には定評があり、クラスにはコンクールでの入賞経験のある生徒が多数在籍する。ウィーン国立音楽大学のバーンスタインインスティテュートの主任教授でもある。

ロチェスター大学のイーストマン音楽院とウィーン国立音楽大学で学ぶ。
1986年にミシガン大学で修士号取得。
1995年よりウィーンの国際フェルデンクライストレーニングセンターで講師として教え始める。
1992年より2003年までウィーン音楽院の声楽・歌曲科の主任教授となり、同時に1991年からウィーン国立音楽大学で講師、2001年から教授に就任し現在に至る。歌手としての体の使い方を重視したフェルデンクライスのテクニックの第一人者である。オーストリア、ドイツ、スイスをはじめとする欧州各国やアメリカでコンサート、オペラ出演を精力的にこなしている。オーストリア声楽教師協会の設立メンバーで理事も務める。様々なコンクールにも審査員として招かれている。